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宅建業者の監督処分(令和2年度)【府中市の不動産屋さん】

不動産業界歴 約20年 松田の本音ブログ

やばいな、、、、。困惑する営業マン
目次

不動産仲介業の悪い奴の話し

不動産仲介で悪さする奴は、勧告や行政処分などの通知が来て、ようやく自分のやったことのまずさに気が付きます。

悪いことをしたと受け止め素直に罪を償う人はまだまともですが、なんでだよ!ふざけんなよ!と思っている人もいて、そんな人は一生救われません。そんな営業マンにサポートをしてもらったお客様はもっと終わっています。
令和2年度 宅地建物取引業法に基づく国土交通大臣及び都道府県知事による免許・監督処分の実施状況について、とりまとめが発表されました。

【監督処分等の実施状況】

監督処分の実施件数は、証拠を突き付けられて逃げられなくなった宅建業者が、監督処分を受けた数なので、つまりのところ氷山の一角です。

私自身が、そういった不動産仲介業者をまざまざと見ていますし、国土交通省に問い合わせをすると「確固たる証拠がなければ追い詰めることができない(逃げられてしまう)」と言われたことがたびたびあるので、どこまで行ってもイタチごっこであるのは変わらなそうです。

令和2年度において、宅地建物取引業法の規定に基づき国土交通大臣又は都道府県知事が行った宅地建物取引業者に対する監督処分の件数は、以下のとおりです。

(1)免許取消処分 122件( +13件、11.9%増)

(2)業務停止処分  19件( -13件、40.6%減)

(3)指示処分     20件( -37件、64.9%減)

(4)合計       161件( -37件、18.7%減)

全体的に監督処分件数は減少傾向のようですが、勧告等(→下記参照)の行政指導の件数は依然多いのが現状のようです。これをどのように解釈すればよいのか、、、ということになりますが、私の私見は、詐欺と同様にワルの仕方が巧妙になってきており、証拠を残さないし、ちょっとやそっとではバレることなくうまくやっているということなのだと感じます。

不動産仲介業者とお客様が共謀関係になればお客様自身も不動産仲介業者に追及できなくなるので、うまくお客様を共謀関係にするというのも何度か見たことがあります。言葉巧みに悪いことをする業者の営業トークは洗練されていて友て魅力的に聞こえます。

悪いことをする不動産仲介業者の心理

表の顔と裏の顔

・モラルのなさ。
・罪悪感のなさ。
・知識のなさ。
・コンプライアンスなどの不徹底。
・法律行為を軽んじている。

等、色々と理由はありますが、

最も決定的な理由は売上ノルマのためが多いと感じます。
なんだかんだ言っても「お金」が人を変えてしまう一番の元凶になります。

※勧告(出典:コトバンク)
行政機関が、相手方の任意の協力同意を得て、その意思を実現しようとする行為。その性質については、法的拘束力をもたない非権力的行政作用であり、また、相手方に対して直接になんらの法的効果を伴わない事実行為である。勧告の内容は、違法、不当な行為の防止、紛争の解決、利害調整、技術勧告など多様である。

宅建業者(不動産仲介会社)はどうすべきなのか

我々宅建業者は、お客様に対し何をしてよくて、何をしてはいけないかを常に自問自答すべきだと思いますし、自分たちがどんなに金銭的に追い込まれたとしても、お客様をだまして金銭を得ようなどという発想はあってはなりませんが、こういった悪質なこと(ゆえに免許取消、業務停止、指示処分)は絶対になくなることはありません。

みなさんが、こういった悪質なことをする業者に騙されないためには、何回でも質問をして、納得できる回答(説明)を受けて十分に理解することが必要です。

全てを不動産業者に任せて、あいまいなまま不動産取引をしてはいけません。

不動産取引(特に不動産売買)は、みなさんが理解できない点を明確に説明できる不動産業者に任せないと、後で大変なことになる可能性があります。もちろん何度も言っていますが、会社の大小は一切関係がありません。

そこに働く人のモラル、会社としてのモラルが最も重要であるのは間違いありません、、、。

ついこの前も、大企業でごく平凡に不祥事がありました。

長年にわたり内部に働く従業員は不祥事があることを知ってるわけですが、社会的影響が大きいため会社自ら自分たちのミスを発表することは当然なく、一部の正義感のある内部告発により発覚することしかありません。
社員は、自分の給料をもらっている会社の屋台骨がダメになることは、自分へのダメージと同義なので、なかなか悪い事と知っていてもなかなか告発などできません。
つまりこうやって会社と従業員の共謀関係が時間とともに作られていくわけです。

誰にだってミスはあるものです。

やばいな、、、、。困惑する営業マン

どんな人に優れた営業マンであってもミスは必ずあります。

ミスをした後、誤魔化すことなく、ミスはミスとして客観的に認めることができ改善ができる不動産業者・宅建業者(担当者)であればお客様がそのあと致命傷になることは、あまりないと思います。

みなさんが、宅建業者(不動産仲介会社)を選ぶ時、業者側の本質が見えないものです。
そんな状況であっても、信頼に値する相手であるのか真剣に見定める必要はあると思います。

TVCM、新聞広告、Facebook広告、Twitter広告、Instagram広告などは、企業が費用をかけて行っている「自社イメージをよくするための広告」なので、結局のところ、その会社の本質はまったくわかりません。

不動産取引をする際は、正直にアドバイスしてくれる業者を探しましょう!

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