相続登記、、、おやっさん!事件です【府中市の不動産屋さん】
目次
今日は意表を突く飛び込み来店でうれしい(笑)
今日は、一昨日から整理ができていない書類などを整理するため、お客様対応をするでかい机に書類を広げていました(笑)
早めに出勤して、色々と整理整頓をしている最中、自動ドアが開きました。
Σ(・□・;)なぬ?
なんと!
「予約なしでいきなり来たんですが、相談良いですかぁ?」と明るいトーンでご来店する若き夫婦の姿がありました。
私は驚きつつも、冷静さを装いながら「うちは、予約で来られる方ばかりなので、散らかしてましたぁ~。ちょっとお待ちくださいね~。」とスリッパを用意しつつ、グッドでスペシャルな対応をしました(笑)
その接客が終ったあと、電話の着信がありました。
誰からかと思えば、数か月前に不動産売買のお取引が完了した売主A様でした。
ちょくちょく、取引が終ったあとも相談が来るので、楽しく対応をしておりますが、、、。
松田の憶測もふくめ、その相続登記、事件です
この売主A様は、先日、不動産売却をしてほしいというご依頼があり、既に引き渡しが完了しているお客様です。
売却相談の時点では、登記名義人はすでにお亡くなりになられていましたが、売主A様が「相続が発生して私が相続人です。」と言われました。
そこで私からいくつかご質問をすると、相続登記または遺産分割協議書の作成がまだとのことだったので「私のほうで手配しましょうか?」と聞くと、ご自分で進めたいとのことでした。
上記手続きをすれば不動産の売却が可能になる説明をしたところ、ご自身の知り合いの司法書士に相続登記をやって頂くということだったので、その手続きが完了するのを待つことにしました。
そして数か月後、、、。
「相続登記が完了した」との連絡を受けたので、登記情報の確認と本人確認を済ませ、不動産売却も無事に完了しました。
不動産の引渡しが完了し数か月経った今でも、売主A様からは連絡が途絶えることがありません(笑)
売主A様がわからないことがあった時、私は嫌な顔もせず、いつも楽しい気持ちで質問にお応えしているので、困った事があると連絡が来るのです。
ほんと、うれしい事です(笑)
謎な登記、、、松田は関わっていません
で、売主A様が確定申告などをするにあたり、不動産譲渡所得税などが『かかる、かからない』など、様々な対応をしてほしいというご依頼を受けたので、私の知っている税理士さんへ相談をしました。
で、税理士さんに相談をする際に、自分なりに相続の流れなども確認するわけですが、どうも登記の内容と関係者が一致しないように見受けられます。
(´-∀-`;) なんでだろー?
どうしても腹落ちしないので、登記の経緯などを売主A様に確認すると、ご本人もわかっていないらしいので『相続登記を依頼された司法書士に「確定申告で必要なので、登記の経緯を明確にしたものをください。」と請求してください。』とお話ししました。
すぐに売主A様は司法書士に連絡をしてくれましたが、司法書士は「大丈夫、問題ない。あなたが不動産譲渡所得税と贈与税を払えば終わりだよ。」と言われたそうです、、、(==;)
そんな質問をしているのではなくて『なぜ、共有者や権利者を無視しているかのような登記ができたのか、その経緯を教えてほしい』と要求しているわけです。
うやむやにされても困りますので、数日以内に、経緯をまとめたものを送ってくれることになりました。
どんな理由なのか不躾ながら興味津々の松田でございます。
もしかして「登記の世界ではウルトラC」が存在するのかも、、、
どの業界にも不思議なことがあります。
それが「ウルトラC」と呼ばれる手続き行為ですが、
どの業界にもそれぞれの慣例があり、ホワイトゾーン、グレーゾーン、ブラックゾーンがありますが、今回の場合、グレーゾーンというよりもブラックゾーンのような気がしてしまう松田でして、いったいどういった理由でこんな登記が実現してしまったのか、、、、。
法務局だって、理屈が通っていなければ登記を受付けてくれるわけもないのですし、、、。
もしかして、書類を偽造して登記しているとか、、、(笑)
そんなことになってなければいいなと、松田は思っている次第です。
いずれにしても、なにかしらの理由があるのでしょうから、司法書士からの報告を待ちたいと思います。
ということで登記をした司法書士からの連絡待ちです
さてさて、今回のこのケース。
遺産分割協議書には、この様な登記ができる内容になっていませんが、もしかして別紙なりの書面があるのかもしれませんので、私が断言などは一切せずに、冷静に連絡待ちです。
果たして、この後の結末は!
登記の行方は!
まさかの贈与税など大金の納税が必要になるのか、、、、次回に続く!! (かもしれない、、、。)
まさかの結論(数日後)
実は、この記事を書いているのは9月20日でして、その数日後に売主A様から連絡がありました。
「やっぱり税理士への相談は『なし』にしてほしいんだけど、いいかしらぁ。だって、税理士が遠いんだもん。私、メールもパソコンもやってないから気軽に相談ができないのよ。」
売主A様のご依頼で、税理士も手配済なのに、、、、( ̄▽ ̄;)
売主A様が、やっぱりやめたいというご要望であれば、私はそれで良いと思うのですが、いかんせん、税理士を手配済みですから、税理士さんの作業が発生しているようであれば、その費用だけはお支払いをいくらかしないといけないかもですので、その件を売主A様に了承をいただき、税理士にお断りの相談をすると「費用はいりませんよ。」と快諾をして頂き感謝っ!(笑)
で、私がこの件で学ばされたことは以下です。
売主A様の周りに、プロでもないのに良かれと思って全く異なるアドバイスをする人が複数名いることなのです。
ご本人が何がホントで、何が間違いなのか、まったくわからなくなってしまっているのです。
こうなると、売主A様も誰を信用していいのかわからず、混乱するばかりです。
当社にお任せいただけば、良い事も悪い事も包み隠さず全てをお話しするのに、、、、。
といっても、私から良心の押し売りをするつもりはありません。
たとえ「良心」であっても、『押し付ければただの嫌がらせでしかない』ことを知っているからです。
これって、すごく大切なことだと思います。
さてさて、、、。
もしかして、数日たったら、また相談に来たりして(笑)
その時は、またいつもの調子で親身に対応しようかなって思っております(笑)
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