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カンブリア宮殿 取材協力【府中市の不動産屋さん】

不動産業界歴 約20年 松田の本音ブログ

取材
目次

カンブリア宮殿 取材協力

つい数日前、テレビ東京の番組である『カンブリア宮殿』から取材協力の相談があったので、快諾しての本日撮影となりました。
かれこれ何年前か忘れてしまいましたが、同じくテレビ東京の『WBS ワールドビジネスサテライト』から取材協力があったときは、かなりセンセーショナルだったわけですけども、不動産仲介業界の不正を無くしたいという思いを持っていましたら、たまたま声がかかってしまったという不思議なご縁でうれしいなぁと思っておりました。

今回は、不動産広告会社の『ライフル(ライフルホームズ)』のおとり広告などの撲滅活動についての特集らしく、第三者の意見も聞きたいということがあったようです。
まあ、当社の出演時間はおそらく数秒程度なのでしょうけども、先ほど2時間半ほどのやり取りをさせてもらったので、どんな風に編集されるのか楽しみであります(笑)

不動産広告のおとり広告、囲い込み問題

表の顔と裏の顔

不動産の賃貸、不動産の売買では、おとり広告や囲い込み問題はいつの時代になっても常にあります。

ハッキリ言ってしまえば、私はこういった不正は撲滅できないと思っています。

おとり広告や囲い込み問題をする理由は、不動産仲介業者が売上を上げるためにわざとする行為と捉えがちですが、うっかり人為的なミスによっても発生します。ですから、全てが『悪』と断定することはできないのですが、悪意を持って行われているケースがあるため、判断は難しいところです。

つまり、運用するによって、ホワイトにもブラックにもグレーにもなり得るわけです。

不動産業界はあまり良い評価をされない ( ;∀;)

気持ちが落ち込む集団

日本の不動産仲介業界に働く人の評価があまり高くないのは、不動産取引の透明性が欠けていたり、営業マンが勉強をしていないため知識が少なかったりして、『正しくない知識』を正しいと信じている営業マンがいたりと、伏魔殿のような様相があるからです。
あまり詳しく言えませんが、知識が少ない人や間違ったことを本気で信じている人がたくさんいる業界なのです。
その一つの理由として、会社は学校ではないし、みなさん大人なので『自分で勉強しろ』なのです。

『いち上司が教えてくれたことがすべて正しく、他社(私)が言うことは意見として取り入れることはできない、、。』
こんな感じで物事を考え行動している営業さんがいるわけでして、ホントに井の中の蛙だなぁ、、と思うことはたびたびありました。

まつだ

『上司の言うことは疑うことなく、なんで自分の頭で考えないのかなぁ、、、』と思ってしまう方々はたくさんおりましたが、各々社内での立場もあるでしょうし、上司に反抗するのはかなりの勇気と決断力が必要とされます。

本来、お客様のことを考えるなら、それはそれ、これはこれとして、良い意味で割り切ることがお客様ファーストだと思いますが、なかなかできることではありません。

自分の失敗・間違いを認めて、学ぶことが大切なのに、自分の成長の機会を自ら奪ってしまうのは、本当に残念なことだと思います。

私もなんだかんだで、たぶん19年ほど不動産仲介業界にいて、そのうち10年8カ月は独立起業して活動をしておりますが、独立起業をしてからのほうが、さまざまな勉強ができています。
というのも、サラリーマンの立場では、提携弁護士、提携税理士に直接相談することなど普通はできないのですが、独立起業後は、提携弁護士、提携税理士、社長先輩方などに学ばせてもらうことができるため、生きた学びをさせてもらうことができるのです。

私にとって最高の学びの機会となり、学びを与えてくれるたくさんの皆様にいつも感謝しています。

相談者様(お客様)からの様々なご相談にお応えできなければ、お仕事を頂いたとしても責任を全うすることができませんので、私が学ぶことは『責任を全うすること』と同じ意味になります。

不動産仲介業界に生きる人々が、学びをもっと深めればより良い業界になるのだと思いますし、
そう思っている人は自ら勉強して頑張っている業界でもあるので、自ら勉強する人と、そうでない人との差は歴然となる業界でもあります。

自ら学ぶ人がさらに増えれば、不動産仲介業界のステータスもだんだんと向上するのだろうと思います。
(もちろん、素晴らしい人もたくさんいる業界です。これも本音です。)

営業マンの『悪さ』を助長しているのは会社側の評価基準?

  • 全ての不動産仲介営業マンには
  • 1 高い「売上ノルマ」と「行動量ノルマ」が定められている
  • 2 短期的には、上記1の達成率が、営業マンの給料に反映する
  • 3 中長期的には、上記1の達成率が、昇給と昇進に反映する
  • 4 だから社内では、売上を上げることが正義となる
  • 5 売上を上げるためには、法に触れない範囲、もしくは誤魔化せる範囲であれば、割り切ってしまう。なぜなら営業職なのだからという開き直り、、、

私個人の認識では、一人一人の営業マンは、普段は良い人だと思っています。
なぜなら日本人には誠実な人が多いと思っているからです。

自分のノルマ達成を最優先し、悪さをする不動産営業マンがいるので、どうしても『悪徳』と評価されてしまいます。
不動産は金額もでかいですし、お客様の人生を左右するからです。
相談者様は不動産取引の知識がないからプロに依頼するわけですし、仲介人が間に入れば、相談者様は向こう側が全く見えなくなります。
まさにブラックボックスです。

まつだ

*先ほど取材に来られたディレクターは、不動産仲介の仕組みが全然わからないと言っていました。

*私の友人も、不動産仲介の仕組みが全然わからないと言っていました。

*ついこの前、ご来店のお客様も、不動産仲介の仕組みは難しいと言っていました。

つまり、不動産仲介の仕組みをみなさんが知らないので、営業マンからすれば、悪いことを誤魔化せる土壌があるというわけです。

つまり、不動産営業マンには、一般的なお仕事よりも、高度な倫理観、道徳、誠実さ、を実践できる『心』が必要なわけです。

・・・つまりそういうことなのです。

会社よりも営業マンの『割り切り』の問題?

後は任せる無責任

不動産仲介業界の不正について、たまたまYouTube動画を見ていたら、プロ大家さんが、投資用1Rの不動産営業マンのウソ営業を暴く番組がありました。

インタビューア様

あなたは、家賃収入で全ての支払いが賄えるとおっしゃいましたが、ローン返済のほかに、さまざまなコストがかかることを説明していないですよね。

さまざまなコストを計算すると毎月赤字ですよね。


私はそういったことを知っているから、この物件を買うことはありませんが、あなただったらこの物件買いたいと本気で思いますか?

悪者Aさん

・・・私だったら買いませんね。
この物件を購入したら、お客さんが将来、苦しむこともわかっています。でも、そんなことを言っていたら売ることができないんです。

悪者Aさん

投資(不動産)はリスクがある商品なので、その説明はします。
買いたいと決断した人は、自己責任なのですから、それは私の責任ではありません。

インタビューア様

でも、コストについては説明しなかったですよね。
つまり、だましている自覚はあるんですよね。

悪者Aさん

(だましている自覚は)・・・まぁ、あります。

私は『そういった業界』にいるし、そういった会社にいるので、仕事だと割り切ってするしかないんですよ。
割り切らなければやってられません。

こういった会話がありました。
『そういった業界』であると自ら言ってしまう営業マン、、、(笑)
不正があるのが当たり前なのが不動産業界である、と言っているわけです。
ありえないでしょ(笑)
こういう人は、完全な確信犯です。

こういった確信犯が、大手企業・中小企業・零細企業の中に『かならず存在している』のです。
残念ながら、知識に乏しいお客様が、そういった営業マンを見破ることなどほぼ不可能なのです。

結論を言ってしまえば、営業マン自身が『何のために仕事をしているのか』につきます。
・一番が、「人」の幸せのためなのか
・一番が、「自分」のお金のためなのか です。

さてさて、どういった編集になるのか、興味津々でございます(笑)

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