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成長の機会を奪われる宅建士【府中市の不動産屋さん】

不動産業界歴 約20年 松田の本音ブログ

鬱、ショック
目次

お客様の質問に明確に答えられない宅建士

昨日のことです。
約1年半前に府中市内で売却委任を受けた土地がありまして、そこは比較的大きな土地だったので不動産業者数社の入札形式で買取をして頂きました。

もちろん、確定測量を行った土地ですから、境界についてトラブルが起こるはずがありません。
しかし、昨日苦情が入ったのです、、、。
事情を聞いて現地を確認してみました。
すると、、、なるほどの内容です。
ようするに測量そのものが間違っているのではなく、後日、無断で設置された根拠のない境界標が問題になっていたのです。
しかし、素人である相談者様はその意味が分かりませんから、私の方でわかりやすく時系列で説明をしたところ、ようやく理解できたそうです。

確定測量をする理由

確定測量とは、隣接する土地所有者全ての立会いを得て『境界の位置について間違いがない』という書面を取り付けて作成された測量図のことです。
隣地の所有者全員が立ち会ってますから、後々にトラブルになるはずがありません。ということになるはずです。(理論的には、、、)
トラブルを防ぐ意味や土地を分筆することが前提なので、『確定測量』は必須だったわけです。

しかし、こういった場合で、知識のない宅建士・経験のない宅建士は、明確に説明ができません。
知識がない相談者に対しては「それは、そうじゃないんですよ、こういうことなんですよ。」とわかりやすく説明をすれば良いだけなのです。

その場を適当にごまかして、そのあと勉強しない

悩ましい

トラブルに発展する宅建士の多くは、上司に相談しアドバイスをもらったら、ただただそれを伝聞するだけです。
「上司がこういっているのだから間違いありません。」
「会社に入社して以来、ずっとこのやり方でした!」

(;一_一) こういった説明は私もよく聞かされるのですが、ホントあきれますぅ~。
お客様が宅建士に質問しても「上司がこういっているので間違いありません。」というのは、全く説明になっていませんし、お客様が納得していなかろうが、そんなことはどうでも良いのです。

宅建士が自ら勉強していないから、自分なりの答えを持ち合わせていないし、理解していないのですから、質問に対し、自分の言葉で、自分の意思で永久に答えることができないのです。

その場の誤魔化しをする事を『常に選択』して勉強もせず、ただ年月が経っているような宅建士は、ハッキリ言って役に立ちません。
存在意義もありません。

結論を言ってしまえば、勉強をしない人は『自分の人生を大切に思っていない』のと同じです。

適当な説明が『自分の首を絞めること』すら想像できない

めっちゃ絶望中

不動産の勉強はつらいです(笑)
なぜなら法律ですし、知識が多岐にわたりリンクしているからです。
リンク先も調べて明確にしなくてはなりませんから、学びは広範囲に続いていきます。
調べたとしても、それが本当に正しい事なのか確認する術を持ち合わせていない人が結構多い事もつらい部分です。

会社の大小は関係なく、教えてくれる人などまずいません。
なぜなら、職場は学校ではないからです。
売上を立てなければ給料が上がらないし、その人の自己責任で完結されます。
会社は、一部のできる社員がいれば、とりあえず何とかなるのです。

そのような自分にハッパをかけて勉強しない人は、若いうちなら「かわいい奴だな」ですむかもしれませんが、さすがに35才くらいを超えても、自分から率先して勉強しない人は、周りから必要とされなくなってきます。

そう!

つまり、勉強をしないということは、『周りの人から必要とされない人間になるための練習を、毎日していること』と同じです。
そういうことに気がつかない人が結構多いので、恐ろしい業界でもあります。

自己責任と言われ、社会から必要とされない人間になってもいいのかな~。
もし気がついたのなら、気持ちを入れ替えて、全力で勉強すべきだと思います。

雇われている宅建士の多くは、成長する機会を奪われているのに喜んでいる

がきの心

雇われている宅建士の多くは、成長する機会がありません。
例えば私がサラリーマンだった時、通勤往きは2時間、帰りは2時間20分。年間勤務260日とすると
(2時間+2時間20分=260分)×260日=67600分 =1126時間
実に、260日のうち約47日分が通勤時間で失われているのです。
さらに、業務の中での移動時間を考慮すれば、更に時間を失っているのです。

これだけの無駄時間を強制的に浪費させられます。
しかも、この時間は給料は反映されません。学びにもつながりません。
怖ろしい事だと思いませんか?

これだけではありません。
悪いことをする奴がいるたびに、社内書類も過度に多くなります。
残業時間を削れ!労働時間は社会的に短くしろと言われています。
有休も強制的に使えと言われます。
今後、週休3日制を導入するなんて話しもちらほら出てきています。

前向きに建設的に頑張りたいと思う人が成長できないように、世の中全体が動いていて、それを良しとする風潮があります。
私のようにサラリーマンをやめて、自分自ら社会に役立ちたいと思っている人からすると、世の中、正反対に進んでいるように思います。

そんな人はプライベートで勉強すればいいじゃないか、と言われるかもしれませんが、できると思います?
よっぽど向上心がある人でないとできないと思います。
それが、今の宅建士の実態だと思っています。

誤解がないように言っておかないといけませんが、サラリーマンが悪いということを言っているのではありません。
個々人の意識の問題、社会的構造の問題があるといいたいのです。

自分の成長は、社会へ貢献するために絶対に必要なこと

法律相談

最近のニュースでたまに聞くのですが、ホワイト企業こそが『サイレントブラック企業』と言われているようです。
まったく、その通りだと思います。

最近の新卒が、2年くらいでかなりの割合で会社を辞めるそうです。
辞める新卒だった人に話しを聞くと、なるほど、そりゃそうだと思わずにはいられません。

自分の成長を促してくれる会社とは思えない。
この会社にいても自分は成長する実感が持てない。
長く勤める価値が感じられない。
やる気も起きない。

こういった世の中をつくっているのは、一人一人であり、社会だと思いますが、私もこういった会社だったら辞めたいですね(というか、すでにやめて起業していますが、、、(笑))
だって、自分の成長を阻害する会社や上司は、自分のためにも社会のためにも不要だからです。

私は、どんなに怒られたとしても、自分が成長し社会に役立つ自分になり、生きがい、やりがいを感じることができるくらい、社会に物事を提案できる能力を身につけたいと思っています。

苦労はしたくないと思うかもしれませんが、それは正しい考え方ではないと思います。
苦労した先にしか見えない景色が必ずあります。

人の人生は有限であり、ある程度の負荷をかけないと成長などありえないのです。
自分の人生が有限であるなら、それを最大限に豊かにすることは、人生ゲームそのものです。
人生ゲームで一位にならずとも、自分が納得いく人生でゴールをする事は喜びにならないでしょうか。
ゴールに行く過程においても、楽しいことがたくさんあると思いますし、嫌なこともたくさんあるでしょう。
でも、そういった全てが人生ゲームなのですから、まるっと全部楽しめる自分になれれば良いのです。

それを実現できる環境を自ら作り出すことが、自分も人も、そして社会を幸せにするのだと思います。

鬱、ショック

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