抵当権って何?【府中市の不動産屋さん】
抵当権って何?って質問がありました。
抵当権というのは、こういうものです。
A金融機関さんがお金をBさんに貸した後、Bさんが約束通りにちゃんと、返済をしてくれればいいんですけど、滞納が長くなって、もうこのままじゃ返済が無理といった見通しが立った場合、A金融機関さんとしては、困ります。そういった最悪の時に、Bさんが買った不動産を競売にかけて売却し、そのお金で返済をしてもらいますよ。っていう権利のことです。
この抵当権。お客様の中には、異常に怖がる方がいらっしゃいます。
「抵当権がついてると不動産の売買契約はできないです!」とか「手付金なしで契約したいです!」とか。
そんな心配は一切ご無用です!!
まず、よく考えてほしいのは、こんなことです。
1.不動産を購入するとき、ほとんどの方が、住宅ローンを組みますよね。
2.その理由は、現金一括で買わないからですね。
3.売るときは事情があって売りますよね。
4.売るときに返済が終わっている方、意外と少ないですよね。
5.金融機関さんは返済が終わってない不動産については、抵当権という権利を外してくれないですよね。
6.ということは、返済があと1万円でも消えないということですね。
この、へ理屈を考えるとわかりますね。
では、代金を全額払ったら、安全に所有権を移転できるのか?ということですが、
細かい話はここではしませんが、簡単に言えば、買主様から受領した金銭で、金融機関さんに残債の全額を返済することで、抵当権が同時に抹消され、所有権移転に関しては立ち会っている司法書士がすべて行ってくれます。
だから安心、安全に取引ができるのです。
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