MENU
不動産・相続・終活に困ったときの相談窓口|まずは無料相談から始めましょう!

昨日はWBS出演。人それぞれの反応。その感想を【府中市の不動産屋さん】

不動産業界歴 約20年 松田の本音ブログ

昨日は、初のテレビ出演でドキドキしておりましたが、テレビ局の方がうまく構成してくれていましたね。

放送を見て安心しました(笑)
私は昔からバカ正直と言われてました。基本的に本音でお話しする性格なので隠し事が上手にできない性質ですし、隠し事をして自分の心にモヤモヤをため込むのも嫌なのです。 (もちろん守秘義務は守ります。まじめですから。)

私が隠し事をすることによって、少なからず誰かに損害を与えてしまうことがとても嫌なのです。
それに自分が後ろめたくなれば、その人に顔を合わせられなくなるので、そういった人間関係には絶対になりたくないのです。

今回はたまたま取材協力の依頼をいただいたのですが、私自身が不動産仲介業界をよりクリーンにしたいという想いが独立起業前からあったので、取材協力をさせていただいて本当に良かったと思っています。

今回のように実名顔だしをする不動産会社は少ないと思いますが、こういった活動が少しでも増えていけば、互いの監視機能がより高まることにもなるので、お客様への背任行為はやりづらくなると思いますが、それでも悪い事をする人はすると思います。

なぜなら、その人も自分の営業成績のため背に腹は代えられないからです。
自民党中古住宅市場活性化委員会 鶴保委員長が言ってましたが、(不動産売却情報の)囲い込みの事実が確認できたら、一番重いのが免許停止です。
もし、不動産仲介の大手三社のうち一社がそうなったとしたら、不動産仲介業界に与える影響はとてつもないものになります。
大手は営業活動に悪い影響が出ないよう、不動産営業マンに囲い込みをさせない方向でだんだん動いていくとは思いますが、営業マンは死活問題が絡むので囲い込みに代わる新たな営業手法が出てくる事も考えられます。そんな時、府中市やその近隣で不動産売却を考えている方には正直な当社があるので、困っていればいつでもご相談をいただければと思います。

(不動産売却情報の)囲いこみは、大手だけでなく町の中堅会社もやっており、その会社の考え方が反映されているのです。

実際に、私が囲い込みをされた経験がありますが、囲い込みをした業者の開き直りにはほんと参りました。
私はお客様利益を無視するような不動産仲介業者と付き合いたくないので皆様にも気を付けてほしいと思います。

WBSを見てくれた方から、早速、批判めいた連絡が来ました。

原文一部の抜粋

お名前    :佐藤
メールアドレス:sssss@yahhoo.ne.jp(こんなメールアドレスは存在しません。)

WBS出演おめでとうございます。
松田様は過去にも今にも囲い込みをしたことはないと言えるのでしょうか
レインズに形だけ登録して図面も一応のせて、そこに契約予定ですと記載し、
紹介しないということをやったことはないのでしょうか
結局自社の集客の為の出演でしょうか

レインズに登録している不動産販売図面で契約予定と記載されているものを見たことがありません。
たったの1度もです(笑)
だから、このメールをくれた佐藤様は宅建業者以外の方なんだとお見受けします。

では本音でお答えします。
過去に囲い込みをしたことはないのか?という質問の回答:1回だけあります。

当時お世話になった先輩社員に怒られるかもしれませんが、その時の背景はこうです。
銀行系不動産売買仲介会社に中途入社した数カ月後、私が自転車でチラシまきをしていた時におじいちゃんに声をかけられ、中古マンションの売却委任を受けました。
その時が人生初めての不動産売却活動となったため実務も知識もまったくない状態です。
まさに右も左もわからない状態でした。
宅地建物取引主任者の免許も持っていませんでした。
どっちにしても自力での不動産売買契約行為はできません。

そんな状況だったので、私が未経験で売買仲介の会社に中途入社していることを所有者様に説明しご理解を得て、先輩社員と一緒にお手伝いをさせていただくことになりました。
専任媒介契約をいただいた後は、すぐにレインズ登録をしました。

すると、すぐに他社より電話でお問合せが入ったので、私は「ぜひ、紹介してください」と喜んで答え、電話を切った後、先輩に事後報告したら激怒されたのです。(その時は他の業者もこうやって紹介を断ることが当たり前だったようです。)そのため、その後の記憶では2回くらい紹介不可で断りました。その時はもう嫌な気持ちでいっぱいでした。

幸いその物件はすぐに満額でお申し込みをいただき不動産売買契約となりましたので、所有者様には感謝されましたが、知識のない私は、後にこれが囲い込みという行為であることを知ったわけです。
というわけで、これ以降は囲い込みなんて一切していません。

私のお客様がどれだけ他社に囲い込みをされ、購入のお客様に悲しい思いをさせてきたことか、、、。
それを考えると、自分が囲い込みをするなどできないのです。
それに売却委任をいただいた売主様に対しても顔を上げられません。

はい、これが私が今までに囲い込みをした事実です。
佐藤様はご理解いただけましたでしょうか。

「結局自社の集客の為の出演でしょうか」というご質問がありましたが、この出演に関してそういった発想が頭をよぎったことはありません。
というか、よくこんなバカげた質問をするよね、笑っちゃいます(笑)
当たり前のことですが、集客がなければ私自身がお客様のために仕事をすることができません。
不動産仲介業界がより良くなるようにと考えテレビに出演した結果、たまたま集客となって、より多くのお客様のお役にたたせていただくことに問題があるというのであれば、佐藤様がご自由に感じてもらうしかありません。
私の本音はここに書かせてもらったことそのものです。

世の中に失敗のない人はいません。
失敗を恐れて行動しないより、失敗を恐れずに挑戦すればいいのです。
失敗したら反省し、その間違いを次に起こさないように努力すればいいのです。
自分がやった囲い込みという行為は、先輩社員の指導のもと無知な私に強制されたことでしたが、それ以来いけない事として自分の中に深く刻まれたので、絶対してはいけないと思っています。

背任行為と知りながら会社や上司の指示で悪徳な行為をやめられない不動産営業マンが多くいるということは知っておいた方が良いと思います。
もし、組織論が合わないのであれば、会社や上司の指示に従いたくないのなら退職して自分で独立起業するか転職しか道はないのです。

私の場合は独立起業しかないと思いましたし、不動産仲介業界を少しでも変えていくには「サラリーマンで不動産営業マン」をしていても無理だと思ったという単純な話しなのです。

独立起業した当初はきつかったですよ。
来店するお客様はゼロですし、お問合せも当然ありません。
でもだんだんにご相談が増えてきて今に至っています。
そういったことをご理解いただければと思います。

長々書きましたが、まだまだ書きたいこともたくさんありますが、私が行った行為については、世間の皆様が公平に良い悪いを判断してくれると思います。

私は、東京都宅地建物取引業協会府中稲城支部の役員もさせていただいておりますし、ひきつづき、不動産仲介業界をより良くするよう考えていき、少なくとも私が接することができた皆様にだけは後悔するような不動産取引にならないよう、私が勝手に言っている心のある仕事「感動仲介!」をしていきたいと思っております。

微力ながら、みなさまのお手伝いができることを願っております。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

ワンクリックおねがいします!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次