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境界標について慎重なことは良いこと。【府中市の不動産屋さん】

不動産業界歴 約20年 松田の本音ブログ

これはリアルなお話しですが、売却を予定している対象物件の境界標が紛失していたので、資格ある測量士に現地測量をしてもらい、境界標の復元をお願いしました。

対象地を測量したからと言って、土地家屋調査士が勝手に境界標の復元はできません。
境界標の復元については、測量士が勝手に位置をずらすことはありませんが、お住まいの人が自分勝手に境界標の位置をずらしているのは見たことがあります(笑)

境界標が示すのは「点」です。
「点」と「点」を結ぶ線が、お隣との境界ラインを決めてしまいます。
もし、数㎝ずらして境界標を復元してしまうと誰かが困ることになります。

例えば、5cmずらして境界標を復元したとして、辺長が10mあれば、5cm×10m=0.5㎡になります。
つまり、どちらかの土地が大きくなり、小さくなるのです。
だからとっても大切なのです。

で。私が現地にいるときに隣地の人に「ホントに、その位置が正しいんですか?」と質問されたのですが、なるほど良いご意見です。
そのくらい、ずばり質問をする人の方が良いと思います(笑)
測量業者はプロですから、皆さんがわかるように説明をして現地確認をします。その上でないと、境界標の復元はできません。だから、不安を感じている場合には、どんどん質問して気持ちがスッキリするまで聞いてほしいと思います。

それが、心の健康の源にもなりますし後悔という気持ちも起こりません。
「あの時だまされた」というように、ぐちゃぐちゃ考えるのはとてもイヤなことなのでスッキリしてほしいと思います。
不動産取引というのは、慎重すぎるくらいでいいのです。

不動産以外のことであっても慎重すぎるくらいで良いと思います。
そういったことが普通の習慣になれば、詐欺被害なども減り、世の中はより健全になるんだと思います。

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