お家は買うな!見かたによっては最もなご意見です【府中市の不動産屋さん】
「家を買ってはいけない」という記事を見ました。
たまにいますよね、そういうご意見の方。
興味があるので記事を読んでいると、自分が豊かに住むためという考えではなく、投資という視点によるものでした。
【投資視点からお家を所有するデメリット】
1.負債(借金)である。
2.収益を生まない。
3.借金(住宅ローン)があると投資をする際、融資をしてもらえない。
この3つがよく言われる(らしい)ことです。
上記2.は、収益を生まない自宅に、固定費を毎月支出する必要があるのか?というわけです。
自分が生活する自宅を購入する人は投資目的ではないので、投資観点とは真逆になります。
たしかに、この評論家の言うとおり、投資の観点ではお家なんて買ってはいけないものかもしれませんが、自分たちの生活の基盤として不動産購入を考えるのであれば、負債という考え方はおかしいと思います。
家を購入するということは、
自分が大家になって、
自分のという大家に、
自分という賃借人が家賃を払って、
大家という自分が資産形成をしているのです。
自宅を購入すれば、少なくとも将来売却することによって数千万円を回収できる事が期待できるし、ローンを組んでいれば住宅ローン控除が一定期間受けられるし、社会的信用も厚くなる等、メリットはかなりあるはずです。
そして、ローンが残っている期間に限っては生命保険的な効果が期待できます。
だから、負債、負債!って考えなくて良い気がするのです。
投資の観点でみると、ローンの支払いは無駄なコストと見れますが、賃料こそ無駄なコストだと感じます。
これは収益を生まないって考えていたら、物はなんにも買えなくなります。
そもそも、自分が楽しむためのもので収益を生むものってそんなにあるのだろうか?洋服購入はどう?自分の満足のための購入だよね。車は?スマホは?帽子は?バックは?家族旅行は?そう考えると、これらすべてが収益を生まず、負債になるだけの要素だと思えたりします。
物を買う行為は、
(1)必要に迫られて
(2)生活を豊かにしたい という2通りがあるように思います。
お家を買うと住居費というコストが発生しますが、
賃料支払いも同じように住居費というコストです。
勘定科目の違いはあるものの、支払いをするという本質は同じです。
支出という面で同じであれば、資産として残るものの方が理にかなっていると思いますが、投資という観点と自分が住む目的で購入するのとでは、考え方が180度変わってしまいます。
人それぞれに答えが変わりますので、不動産購入が良いのか悪いのか、ぜひご検討ください。
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