中古住宅の価格、心配とマイナスイメージ【府中市の不動産屋さん】
中古住宅を買う時、いろんな心配が伴います。
これは知識がないからですが、不動産価格査定の方法にも根本的な原因がありそうです。
■中古住宅のマイナスイメージ
1.構造が
2.リフォームの価格が高い
3.近所づきあい という順番だそうです。
■中古住宅の心配なこと
1.どのくらいの期間住めるのか
2.費用とローン
3.相談先がわからない という順番だそうです。
中古住宅を購入する人の6割がリフォームから検討したいそうで、4割がリフォーム済みが良いそうです。
当社のお客様でも、中古住宅を買っていただいた場合、結構な割合でリフォームはされているような気がします。私が持つ中古住宅のイメージは、管理状態が悪い物件がかなり多い事です。
根本的な構造躯体は目視出来ないのでその部分は判断ができません。
価格面の適正度合もポイントになります。
不動産売却査定では中古住宅の場合、建物の評価が税法の耐用年数を便宜上利用していますが、実態に即さないから、木造は耐用年数を30年で見る!みたいな査定が出てきました。(今でも木造なら20年、RCなら47年としている査定が本流です。)
それとは別に、ハウスメーカー独自の査定でスムストック査定と言うのがあります。
スムストック査定というのも通常の査定基準と違うから、一つの物件を複数の不動産仲介会社が価格査定をすると、全く異なる査定金額が出てきてしまうのです。不動産仲介会社がする売却査定っていったい何なんでしょうね(笑)
★スムストック査定というのはハウスメーカー10社のオリジナル査定のことです。構造躯体のスケルトン部分6割として、償却50年 内装設備インフィル部分4割として、償却15年 で査定をします。
つまり、内装設備・インフィル部分を全くリフォームしていなければ、築後15年で構造躯体のスケルトン部分6割分の残価しかないということになります。
ある意味正しい考え方です。
でも、これはハウスメーカーで建築された一定の性能・条件を有している物件に限ります。
不動産というもの自体が個別性があまりに高く、同一のものが無いだけに、査定金額が違うこと自体が自然であります。
中古住宅を将来売却する時には「修繕履歴の記録」が大切になってくるはずです。
修繕した履歴が、売却価格に反映されることになるので、修繕したときの記録をちゃんと残しておきましょうね。
本当に、心配は尽きませんね。
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