35年の住宅ローンが破滅に追い込むって記事【府中市の不動産屋さん】
目次
住宅ローンで破滅します（笑）
先日、35年の住宅ローンがサラリーマンを破滅においこむ、、、という記事がありました。
不動産仲介営業マンのノルマ主導の営業トークを受けて、『鼻高々になったお客様』が冷静な判断ができずに不動産を購入し、その結果、任売・競売になるような人を見たことがあります。
任売や競売になっている人は、それなりにいるのが現実です。
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銀行が、なぜ35年の長期の貸し出しをするのかというと、住宅を買えるように分割払いができるようにするためです。
住宅ローンの利用者は、現状お金がない状態でも、信用力さえあればお金を借りて住宅を購入できるので『元金と金利というお礼』を分割払いをすることで、時間的なメリットを受けることができるのです。
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机上の空論で、35年の住宅ローンが破滅に追い込むというのが、私にはまったくわかりません（笑）
賃貸住宅に住んでいると、一生払い続ける債務（家賃）がありますが、永遠に支払い続ける賃料はゼロリスクとでも言いたいのでしょうか。
大家さんは慈善事業ではありません。
家賃を滞納したら、鬼のような”鬼催促”をされます。
家賃を支払わなければ、法的手段に訴えられるのです。
『家賃』と『住宅ローン』を比べて、
お金を払うという行為そのものに何の違いがあるのか、この著者は理解していないのでしょうか（笑）
賃貸なら、家賃が払えない時は退去すればいいんだ、夜逃げして家賃踏み倒せばいいんだって暗に言いたいのでしょうか（笑）
不動産を購入したら引越すこともできず、住宅購入と住宅ローンは蟻地獄といっしょと記事に書いてありましたが、そのバカさかげんにはあきれます。
将来、現金が欲しいと思った時に、購入した不動産を売却して換金しますが、
その時に損をしないような不動産を選択しておけば良いのです。
そもそも住宅ローンを利用する場合、団体信用生命保険に加入する人がほとんどなので4000万円借り入れて、万一翌日に債務者が死亡したり特定の疾病になったら、団体信用生命保険で4000万円が完済されます。
これが、住宅購入の利点の一つです。
見かたは違いますが、生活と直結した最も高額な生命保険といえるでしょう。
そもそも、この破綻する記事に書いているように、35年の住宅ローンを組んで破綻する人は、無計画に購入をしていることが多いような気がしますし、無茶な計画で不動産を購入した人が、競売、任売になったとしても自己責任でしかありません。
不動産仲介会社というプロの存在意義
ところが、多くの不動産仲介営業マンは、お客様の人生よりも、自分のノルマ達成が優先なのです。
お客様が無理な借り入れをして、将来、破たんすると感じても、自分の売上ノルマのために黙って取引を進めてしまいます。
つまり、リスクを説明しない低次元な不動産仲介営業マンが跋扈しているから悪いのです。
大手・中堅の不動産仲介会社では、高い売上ノルマを課せられた不動産仲介営業マンばかりです。
会社の規模が大きくなればなるほど売上ノルマが厳しくなり、ノルマ達成という人事評価で給料に反映されます。つまり35年の住宅ローンが問題なのではありません。
それを使って不動産取引をサポートする営業マンに問題があり、住宅ローンの利用の仕方によって『善と悪』どちらにでもなるのです。
住宅ローンの返済平均期間は16年？
ところで、住宅ローンの返済平均期間って16年ちょっとらしいです。
これには、相続、親の援助、預貯金等のいろんなことが総合的にあるんでしょうし、一部の富裕層の方が繰り上げ返済等もしているから、かなり短期間になっているのでしょうけど、35年の期間を借りていたとしても、繰り上げ返済等を考慮して、25年～30年という感覚だと思います。
リスクを言わない不動産仲介営業マン
不動産仲介営業マンは、住宅ローン制度のメリットとリスクを詳しく説明できる人はあまり多くいません。
住宅ローンのリスクを変に説明すると恐怖ばかりをあおってしまうため、売上ノルマの達成ができなくなる可能性があるのです。
だから、そもそも住宅ローンのことも詳しく勉強していない不動産仲介営業マンも多いのです。
会社は、建前では、悪い事をするなと言います。
しかし、それをまともに遵守できる不動産仲介営業マンは、ほんの一握りに過ぎません。
高い売上ノルマを達成できなければ、上司から文句を言われ、人事評価も下がり、給料も下がり、将来の昇進の芽もつぶれてしまう可能性があるからです。
この『破綻に追い込まれる記事』について、私なりに文句があります（笑）
バカみたいなこと書いている著者は気楽でいいですね（笑）
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