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う~む。金融機関の不正かな?生情報【府中市の不動産屋さん】

不動産業界歴 約20年 松田の本音ブログ

先日、A様が初来店されまして、不動産相談にまつわるいろんなお話しをしました。
長丁場の3時間コース。
お話しがおもしろくて、気が付けば夜の10時くらいまで延々とお話しをしておりました(笑)

喜ぶ営業マン
楽しい私

その話しの中で、実に興味深いというか不正なのかな?というお話しがありました。

数年前に、スルガ銀行から融資を受けて収益物件(投資用不動産1棟)を購入したそうで、その時、物件価格と諸費用と200万円の融資を受けたそうです。

あれ?
200万円ってなに???

金融機関は『融資した金銭は全て物件購入の支払いにあててくれないと困る』と言うのが普通です。
その理由は、物件購入のための融資をしているからです。
他目的の利用は、金銭消費貸借契約の約款により厳しく禁止されているのです。
なのに、この200万円は変です。
「物件価格+諸費用」があれば、物件購入はできるのですから。

結果、この200万円が何かというと「200万円の定期預金」を作るお金だったそうです。

へ?
へ?
へ?
定期預金を作るための目的で融資するなんて、普通あるんですか?
私の知見が狭いのかな、、、?

なんだと!?
驚きを隠せない童心の私(笑)

お客様は不動産仲介会社に言われたとおりに手続きをしただけなので、よくわかっていませんし、それを融資条件として提示されたので、そういうものなんだろうと、疑問にも感じずに契約をしたのでしょう。

後々考えると、あの200万円の定期預金はおかしいぞ。と思ったそうです。

スルガ銀行は、融資したいので、お客様を融資基準に乗せるために200万円を融資して、定期預金を作ったのか、その辺は分からないのですが、とにかく不正の臭いがプンプンします。

もちろん不正かどうかはわかりません。

もしかすると、スルガ銀行の融資内訳は「諸費用を200万円水増ししている?」のかもしれません。
気になるのは、なぜ融資した200万円を使わずに定期預金としているのかということです。

リアルタイムで、スマートデイズかぼちゃの馬車問題で大変なことになっているので、不正の疑わしい融資はあり得なくない話しだと思いましたし、やっぱり売上ノルマが、営業マンの思考と行動を変えさせてしまうのだとも思いました。

金融機関は縦社会なので、出世したい人は上司に絶対服従以外ありえませんし、少しでも気に入らないという評価を上司にされれば、たまったもんじゃありません。

下手すりゃ人生を左右するのですから、とにかく数字を作ることが全てだろうし、上司に対して、社内営業することは必須でしょうし、また組織ぐるみで、そういったスキームがあるのだろうと思われても仕方がないし、そもそも会社として社員の不正を見破れなかったという時点でもアウトです。
つまり、経営者を含め、その銀行の全員がアウトだと思えます。
厳しいかもしれませんが、仕方がありません。

考えるおじさん 
「それ、やばいんじゃないかい?」のおじさん
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「よいしょ」する、くだらない社内営業

不動産仲介会社も、上司をよいしょする考え方は同じです。
他社が不正をして売上を上げている事が悔しいので、自社もお返しをする意味で不正をしてもいいという事には当然ならないのですが、他社を否定し、自分たちの『不正という行い』は棚に上げて、自分たちを正当化するバカ営業マンって、ホントバカだと思います。

昨今、コンプライアンスが厳しく言われてきているので、大手の不動産仲介会社はどこの会社であっても『他社との差別化』が出来なくなってきました。
というよりは、以前は不正の上に差別化がなされていただけなのです(笑)

だから私は『そんな仕事をしていてホントに楽しいの?』と大手の営業マンに言いたくなることがありますが、大人なのでいちいち言いません(笑)

そういう不正の上に成り立つ仕事をして、自分の人生が豊かになると思っているのか?と思うのです。

お客様と共に、まじめにやっている不動産仲介の同業者さんと共に、人生を豊かにできる仕事(考え方)が一番いいと思っています。
だから、私の場合、どうしてもこういう考え方になります。

不動産会社を選択する方法は、会社の大小ではなく、『人で選ぶことが成功の秘訣』です。なんだかんだ言っても、人と人とのおつきあい。
目先の利益が全てではありません。
お客様の利益を一番に考えることが出来て、それを本当に実行できる人であることが最も重要であることは、普通に考えれば誰でもわかる事だと思います。

しかし、スルガ銀行は大したものです(笑)

内緒で、そのスキームを教わりたいくらいです(笑)

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