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大手不動産仲介会社で不動産売買契約。たびたび宅建士の説明はダメだと感じます【府中市の不動産屋さん】

こんなこともできないの?
目次

不動産売買契約の締結

※コメントより、誤解を生じる文章構成だったと反省し、内容を大幅修正しました(2019.11.9)
※今回コメントにて、ご指導ご鞭撻をいただき大変大きな気付きがありました。
私自身、自分におごりの気持ちがあったように感じ反省しています。
それを気づかせていただいたことに深く感謝いたします。ありがとうございます。

大手不動産仲介会社(以下「大手さん」)で、中古戸建の売買契約をさせていただきました。
当社:売主様の仲介。
相手方の会社:買主様の仲介。(担当者は経験値の多い社員様です。)

大手さんから不動産購入申込みが入った時、当社作成の不動産売買契約書類は8~9割ほどでき上っていましたが、大手さんが自社書式で作りたいというので、私が作成した書類はお蔵入りになりました。
(私が作成した書類・資料一式は大手さんに送り参考にしていただきました。)
共同仲介の時は、先方にすべて任せるわけではないので、作成中の書類をお互いがチェックし双方が納得いく内容で書類を完成させます。

重要書類の読み合わせは、一気に読み上げるだけ(==;)

みんなで話し合いです

契約手続きを進行する際、不動産仲介会社が2社がかかわる共同仲介のときはどちらかの宅建士がメインの説明者となりますが、大手さんが説明するのを希望され、買主様にも同意を得ました。
買主様は大手さんのお客様ですし、総合的な観点からメインの説明者をお願いしました。
大手さんの担当者は、重要事項説明書も売買契約書条項も、噛み砕いた説明が全くありません。
(ものすごい早口で、書いてある内容を一気に読み上げるという印象です。)

買主様の前で読み上げているので、宅建業者の説明義務は果たしています。
宅建士によって説明の方法は十人十色ですから、説明の仕方に違いがあることは自然です。
(ちなみに、私は理解が遅いほうなので、このスピード感で初めて説明を聞いたら全く理解できなかったと思います。)
私は売主様担当なので、その内容を売主様に事前説明をして理解を得ていますから、売主様は、当日聞かずとも何の不安要素もありません。

おどろくねこ

いつも不思議に感じるのですが、なんで大手さんの担当者はお客様に対して、条文を日常会話のように噛み砕いてあげないのでしょうか?
条文を早く読むだけなら、宅建士が読み上げることを義務付ける意味がないと思います。

ーーーー

担当者だって、宅建の資格を取る時に、難しい言葉がたくさんあったはずであり、相当勉強したはずです。
重要事項説明と不動産売買契約書には、普段使わない言い回しが多くあり、意味が分かりづらい箇所も多くあるので、お客様が理解できるかどうか忖度してもよいのではないでしょうか。
不動産営業マンのあたりまえは、お客様のあたりまえではないのです。

読み合わせの時、どこを読んでいるのかわからないお客様

う~む。まいったなの営業マン

私は買主様を見て、読み上げている部分と全く違うところを目で追っていることが多々あることに気が付きました。
大丈夫だろうか、、、。
私も都度ここですよとお伝えしますが、読み上げている担当者は全く気にかけていません。

私は、ペナルティー条項などの買主様がリスクになる部分については特に押さえてほしいので、そういった重要な場面では特に補足説明を入れていますが、大手さんの宅建士に説明(進行役)をお任せした以上、失礼がないように最小限にするのが礼儀です。
(といっても、買主様が理解できないようでは困りますから、お客様に注意を払っています。)

説明が終わり大手さんの宅建士が「以上ですがよろしいでしょうか?」
すると、買主様は「(しばらく、う~んと考えてからか弱い声で)・・・・だ、、、大丈夫です。」と言われました。大手さん側のお客様である買主様が『大丈夫』とおっしゃるのですから私は何も言えません。
読み合わせにかかった時間は、私の最短記録を圧倒的に更新しました。
私が説明をすると、どんなに急いでもあと30分は必要です。

念のため、買主様に確認しました

笑顔で提案する営業マン

説明が終った後、大手さんの宅建士が少し席を離れたときがありました。
私は、少しだけ心配になったので「ご不明なことがあれば、もう一度ご説明しますが理解できましたか?」と聞くと、「え、えぇ、、。まぁ、ちょっと○○でした、、、。」と弱いトーンで返事されたのが印象的でした。

再度「わかりづらい箇所があれば、もう一度説明しましょうか。遠慮しないでくださいね。」と質問すると「まぁ、、、何とか大丈夫です、、、。」と言われました。
買主様にとって、一生に何度とないセレモニーになりますが、あっという間に契約手続きが終わってしまった感じでした。

例えば、こんな説明で例えると分かりやすいと思います。
現行の建築基準法の基準で、建築することはどの工務店でもできます。
誰もが当たり前だと考えています。
ところが建築基準法の基準よりはるかにレベルの高い建物がたくさんありますし、一般の建売住宅でも耐震等級3(建築基準法の1.5倍の強度)というのは最近では当たり前になってきました。
なぜでしょうか、、、。
それは、社会的要請により、建築のレベルが底上げされてきているからであり、建築基準法に定められているかどうかという問題ではないのです。
つまり、
宅地建物取引士が重要事項説明書に書いてあることを読み上げれば、法令に定めた説明義務を行ったことになるので業者は問題ありませんが、お客様のことを思うとそれでよいとは到底思えない、というのが私の本音です。

重要事項説明を聞いたお客様は、気に入らなければキャンセルはできますが、、、。

契約書に押印

不動産売買契約締結の前に、重要事項説明を聞いていただき、内容がだめだ(不安だ)となったとき、契約締結をする、しないを選択する権利が買主様にありますから、それを判断するためには、文章をわかりやすく説明する宅建士の存在が必要です。

宅建士には、買主様が正しく判断できるような説明が求められます。
『買主様が印鑑をついたから良いんだ!』という営業マンは多数います(笑)

大人である買主様が、
契約内容を理解しようとしていまいと、
雰囲気にのまれようと、
脅迫などをされていないかぎり、
印鑑を押してしまったら最後、法律は買主様を味方してくれません。

私は、それがわかっているからこそ、宅建士には説明をちゃんとしてほしいと思っているのです。
自分の直接のお客様であればなおのことです。

今、不動産仲介業界では、宅建士の社会的レベルを上げようと業界を上げて指導をしています。
向上心のある人が集まるからこそ、業界も発展しますし、グレーな行為をしない営業マンが増え、お客様からの信頼も本当のものになるのではないかと思うのです。

宅建士は、もっともっとお客様主体になるべきだと思います。
不動産売買契約の条文は、みなさんの解釈とはかなり違ったものがあるので、なんとなくわかりづらいと感じたときは、ぜひ積極的に質問をしていただきたいと思います。

質問があれば我々はうれしいものなのです。
ぜひ、不動産売買を良い思い出にしていただければと思います。

最後までお読みいただきありがとうございまっす。

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みなさまの一言がとても励みになります。


いつも本当にありがとうございます。

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