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価格とオンリーワン【府中市の不動産屋さん】

不動産業界歴 約20年 松田の本音ブログ

不思議ですね、土地の価格。一体誰が決めているのでしょうか?
土地の価格は坪いくらって言い方が一般的ですね。
隣り合った土地でも、規模、形状、接道状況が違えば価格は全く異なります。
安いほうの地主さんなんて怒り心頭になる方すらいらっしゃいます。
実際に坪110万円くらいの地域ですが、坪60万円でも買い手が現れないのです。
不動産なら物件によりますがその逆もありますよね。坪120万円で取引されることが。(あっ、あんまり知られてないね(笑)。)
こんなの全く不思議ではありませんよ。

たとえばチョコレート。
100円のものは100円で売っています。
これは、メーカーが希望小売価格を決めているからです。
品物も一緒、量産品で全く同等品です。
そんなチョコレートでも店によって90円で販売されていることがありますよね。
利益を減らして、企業努力をしているからです。
これ、110円で売れるでしょうか?
普通だったら売れませんよね。
だって、メーカー希望小売価格が最初から明確に出てるし、だれが見ても同じものでしょ?
それ以上にお金出す人ってこの世にいるのかな?少なくとも私の小さなはかりで判断すると、そんな人はいません。
でも、人気の芸能人が売り子になっていて限定100個だったらファンの人なら200円でも安いくらいでしょ?(笑)。
つまり、特定の人が認める付加価値があれば高くたってOKってことだと思います。
これ、全てのことに共通だと思います。もちろん不動産だって全く同じなんだけど、実は不動産には決まった価格がそもそも存在しないのです。
バブルの時だったら今の2倍でも売れたし、買ったでしょ。
バブルの時だったら今の価格では売らないし、買えなかったよね。

つまり、価格は常に同じにならないことの裏返しです。
「相場」という言葉があります。
一般の方々は広告に掲載されている売出価格しか知りません。プロはその売出価格に対しての成約価格を知っています。しかし、個人情報保護により教えていい場面でなければ一切他言しません。(ルールがあるんです。)
相場は、売出価格で形成されると思っている方も少なくありませんが、あくまで成約した価格が本当の相場です。
相場は売主買主の合意があった結果で自然と作られていくのです(ここ重要!)。
今まで取引したたくさんの人たちの結果であり、今この瞬間の価格が即相場に影響することは稀です。

売出(広告)価格は自由です。これは所有者様が決めるんです。
仲介会社は根拠をもとにアドバイスをしますが、決定権は所有者様にあって仲介会社には一切ありません。
勘違いしている人多いですよね。
相場がいくらだから、この不動産は110万円×30坪=3,300万円と簡単ではないのです。

他にとても大切なことがあります。
取引するのは人間であり、機械ではないということです。
感情があるのです。
だからこそ、購入の方は安く買う、売却の方は高く売るチャンスがあり、その反対もあるわけです。

・査定価格 ・売出価格 ・時価(成約価格)・相続税路線価 ・固定資産税評価額 ・公示価格 ・基準地価格
パッと頭に浮かんだだけで、同じ不動産に対してこれだけの価格があります。
全部同じ価格じゃないんですよ。
購入する方にも、売却する方にも、弊社が仲介会社としてしっかりと裏表のないアドバイスを差し上げ、そのお客様にとってのオンリーワン(いい結果)を残してあげる努力をしっかりすることがもっとも大切だと思っています。
どのお客様にもご納得の上で喜んでいただくことが一番だと思いますが、いかがですか?
私は、「お客様 対 仲介会社」ではなく、「人 対 人」で取引終了後もお付き合いができるように仕事を取組みたいと切に思っています。だから、うまい話ばかりはしませんし、その反対のお話しもちゃんとご説明しています。
変なこと言えば後で矛盾に気が付きますでしょ?そしたら結局は人としての信頼を失うからね。
そういう考え方はおかしいかな?
おかしいと思う方は手をあげてね、誰も見てないけど(笑)。

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