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金融機関に怒り心頭の売主様【府中市の不動産屋さん】

不動産業界歴 約20年 松田の本音ブログ

昨日は、不動産売却の依頼で媒介契約の記名押印をいただくために朝10時に訪問してきました。
媒介契約書の調印が終わりましたら、すぐに情報公開をしようと思っていたので事前に販売図面等も用意していたのですが、所有者様の熱い思いに触れ、そしてご年配の方達との話しを私が好きなこともあって、気が付くとお昼の1時、、、(笑)
その後も熱い話しが続き午後3時に、、、。

こうなると、さすがにタイムオーバーなので、本日は予定変更をして物件現地の再確認等をさせていただきました。
私も不動産仲介業界に相当期間おりまして、それなりの取引数をこなしているのですが、所有者様に対する今回の金融機関のある行動にはまいりました。
というのも、某金融機関は数年前、お客様が要望するその本質を理解せず、とんでもない方法で対応をしてお客様を大変困らせてしまいました。

その話しをしている時の所有者様の熱いこと。
途中では机をたたくくらい熱くなっていました。
私にはそれはよく理解できるし、金融機関もひどいものだなと思ったくらいです。

金融機関は晴れの日に傘を貸してくれて、雨の日に傘を奪うと言われたりしますが、本当にそうなんだなぁと思ったくらいです。その時の所有者様の怒りは尋常ではなかったとのことです。
そんな話しを延々と聞いていたので、金融機関の対応があまりにひどかったことが想像できました。
お客様には落ち度がないのに、過去そのような不測の事態を招いてしまったので、今回は金融機関が私が今まで聞いたことがないすごい対応をしてくれているそうです。そのエビデンス(証拠書類)を見せていただきましたが、大変勉強になったのは言うまでもありません。
所有者様にもいろいろ事情があり、より高く(つまり相場の範囲でより高く)売れるようにお手伝いをしたいなぁと思ったのですが、所有者様曰く「金額は安くていいから、急ぐわけでもないけど、早めにスッキリできればいいから」

いろいろな意味で、大局的に考えておられるんだなぁと、とても勉強になりました。
需要があれば右から左だと思いますが、私としては、より高く売れるように配慮して対応したいなぁと思いました。

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