雨風等から自宅を守る!悪徳屋根リフォーム【府中市の不動産屋さん】
目次
屋根リフォームのこと
屋根は、大切な家を保護するためになくてはならないものです。
にもかかわらず定期的にチェックしている人は少なく、気付いた時には劣化が進んでいるというのはよくある話しです。
屋根材 | 耐用年数(寿命) | メンテナンス時期 |
スレート屋根(カラーベスト) | 15~25年 | 7~8年 |
アスファルトシングル | 20~30年 | 20~30年 |
トタン屋根 | 10~20年 | 10~15年 |
ガルバリウム鋼板 | 20~30年 | 20~30年 |
セメント系瓦 | 30~40年 | 10~15年 |
粘土系瓦(日本瓦) | 50~100年 | 20~30年 |
防水シート(ルーフィング) | 20~30年 | 20~30年 |
野地板 | 20~30年 | 20~30年 |
※天候等の諸条件により変動がありますので一つの目安として見ると良いでしょう。
屋根リフォーム悪徳業者には注意しましょう
注意が必要なのが「悪徳リフォーム業者」です。
(良心的で誠実な業者もたくさんありますから、選球眼が大切です。)
ある日、当然に前触れもなく現れる訪問販売の営業マン。
言葉巧みに不安を煽って、屋根リフォームを受注してしまう強者が、昔から存在します。
よくある例は「近くで屋根リフォームの工事している者ですけど、お宅の屋根を遠目で見たら、屋根の一部が浮いているみたいなので、お声掛けさせていただきました。」
実際に屋根を見てもらうと「やっぱり屋根が浮いているので、放っておくと雨が侵入して躯体が腐って大変な事になりますよ。」
そのような事を言われ、そのまま屋根リフォームの見積依頼を出してみると、数百万円の屋根リフォームの見積が出てきたりすることも、、、。
専門的な知識もない皆さんは、対処法も分からないし不安ばかり。
そのまま屋根リフォームを依頼してしまうという事も多いようです。
こうやって書くと、飛び込みのリフォーム営業は悪い人ばかりと思われがちですが、誠実な業者もたくさんありますので、こういった悪意ある営業方法を知っておくことによって、自分たちを守ることができるという視点でお読みいただくと役立つんじゃないかなと思います(笑)
20代の時、私も飛び込み営業(別業種)をしていました(笑)
どんなに断られても、誠実にお客様の笑顔のためにと考えながら努力をしていたので、認めてくれた人はたくさんいました(笑)
悪質:屋根リフォーム業者 3つの手口
普段、スーパーへ行ってお買物をしている主婦にとって、食べ物の相場観はバッチリだと思いますが、ことリフォームの事になると全く知識がありませんから、営業マンの言っていることがホントなのかウソなのかわからないと思います。
だからこそ、ある程度の事をざっくりと知っておくことは大切です。
【点検商法】
お年寄りを狙った屋根リフォーム業者からの「無料点検」は昔からあります。
屋根リフォームを検討している際に、ついつい相談のきっかけになる『無料屋根点検』
その屋根リフォーム業者は、自宅の屋根を撮影するためにビデオを持参していたといったケースです。
無料屋根点検を行った後は、ビデオをテレビに接続し、映像を見せ始めます。屋根リフォーム業者がいうには「かなり屋根の症状が良くないですね。一部、腐れもありました。ついで外壁塗装も一緒にやっておいた方が良いですね。」といった提案がなされ、屋根リフォームと外壁塗装の見積りを出してもらうと、驚きの料金となりました。
このように、屋根リフォーム業者が実施する点検商法とは、無料点検と称して屋根に上がり、不安をあおって、高額な屋根リフォームを契約させるというものです。
なかには、屋根に上って自分の体重で屋根瓦を割ってしまったとしても、最初から割れていたような素振りで「これはまずいですよ!」と言う強者もいるとか、、、(笑)
【見本商法(モデル・モニター商法)】
「この地域で一軒だけモデル・モニターとしての屋根リフォーム物件を探してます。また、今回は特別に会社から宣伝費として予算が出ますので、モデル・モニターとして工事しませんか?」と特別感を出しながら、屋根リフォーム業者は提案してきます。
実は、「宣伝費として予算が出る」というのがそもそもウソだったりして、通常より高額な屋根リフォームの見積もりとなっており、いかにも安く工事ができるように装って契約を受託する営業トークもあります。
こういった営業は、お客様が冷静に判断できないように、即決を迫るケースが多いようです。
このように『あなただけに特別な屋根リフォームを提供します。』といった特別感を出しながら営業する提案は、見本商法(モデル・モニター商法)と言われたりします。
こういうケースの場合、冷静になるために見積もりを見た後、日数を頂いて検討した方が良いでしょう。
【キャンペーン商法】
「今月はキャンペーン期間中なので、普段よりも●%割引のお値段で工事ができます。」
キャンペーン適用期限は今月末まで!というような前提で、やはり即決提案が多いようです。
まぁ、当然と言えば当然ですね(笑)
人間だれしも
『キャンペーン』
『お得』
『今がチャンス』
『締め切り間近』
『令和最初の!』
という特別感のある言葉にはグラグラっとくるものです。
事実、ホントにお得ならいいのですが、元の金額を知らないだけに判断に迷うところですね。
私の個人的見解を言うと、業者も必要な利幅がなければ、しっかりとした業務を行えないわけですから、単に値段が安いという理由だけであれば、それは逆にお客様に対してデメリットがある可能性が考えられます。
金額が適正で、かつ仕事も適正である事の方が、よっぽど大事であると思いますし、長い目で見たときには、ただ安いということよりも安心でしょうね。
悪徳屋根リフォーム業者から身を守るには
悪徳屋根リフォーム業者から提案された事を鵜呑みにしてしまう理由として、屋根リフォームの経験と知識不足があります。このような屋根リフォーム業者からの提案をしっかりと検討できるよう、ある程度の屋根リフォームの『知識』を持っておく必要があります。
屋根材は、その種類にあったメンテナンスが求められますので、できれば住宅購入前に屋根材を確認できる仕様書などを見れるとより安心かもしれませんし、購入後、いつでも調べられるように仕様書を手の届くところに保管しておくことも良いでしょう。
購入後は、屋根の状態をたまにはチェックできると理想的です。
最近ではドローンにカメラをセットして屋根をチェックする業者も出てきていますから、ご自身でも予算に余裕があれば、そのような方法を用いることも良いかもしれません。
ご自身で予め屋根の状況や状態を把握しておけば、屋根リフォーム業者の理不尽な指摘に惑わされることは少なくなり、屋根リフォーム業者は「知識を持っている消費者」だからヘタな事を言うとまずいぞと思うかもしれません。
そうなれば、業者自身がきちんとした対応が必要である事を認識される事でしょう。
それでも、不安があれば当社へご相談いただければ、別の対応方法もあったりします。
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