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介護を考慮するリフォーム【府中市の不動産屋さん】

不動産業界歴 約20年 松田の本音ブログ

介護してます
目次

介護を考慮したリフォームのこと

現在の日本は超高齢化社会であり、今後ますます寿命は延びていくと想定されています。
私自身も、あと何年生きれるのかわかりませんが、健康で元気な人生を謳歌してぽっくり逝きたいものです(笑)

最近では、親の介護を考慮したリフォームというのが少しづつ注目を集めているようです。
要介護者と同居する時、どのような設備やリフォームが必要なのか。
その代表格はこれです。
1.段差をなくす (これは本当に生活がしやすくなります。)
2.手すりを設置する
3.扉を「引き戸」に替える です。

このような事をすることで、多くのメリットを享受することができます。

メリット

たいへんよくできました

1.要介護者の転倒やつまずきのリスクが軽減される
安心して家の中を移動することができますから、要介護者が自宅で生活しやすくなります。

2.自立した生活を送れる
バリアフリー(室内に段差がない)なら人に頼らずにできることが増えるので、作業がおっくうにならないという意味では寝たきりになることを防ぎ、健康維持をする上でも役立ちます。

3.介護をする人が楽になる
介護リフォームによって介護をする人の心身の負担が軽減されるので、お互いに心のゆとりもできます。次は、介護しやすい家の各部屋ごとの気をつけなくてはいけない事を上げてみましょう。

部屋ごとに気をつけたい事

ウソやん。マジか。

あとで、こんなはずではなかったと後悔することがない様にいろいろと気を付けておきたいことがあります。

1.バリアフリー(フラットな床)
床の段差がない状態にしておくと、普段の生活で足の小指をぶつけずに済みます(笑)が、万一車いすを利用することになっても生活がしやすくなります。

2.介護を受ける人の部屋
介護をする人の滞在時間が多い場所から見える位置に、介護を受ける人の部屋があると、何かあった時の発見も早く安心です。また、庭などの外部へ直接アプローチできるスロープを付けておくことをおすすめです。
通院などのお出かけの際に車への移動が楽であると同時に、火事や地震などいざという時の脱出にも役立ってくれるからです。

3.お風呂
・介護を受ける人が入れる広さを確保する。
(短辺の内法寸法を1400㎜以上有効面積を2.5㎡以上)
・浴槽の横に腰掛台を設ける。
・浴室と脱衣室との間の床段差の解消をする。
ご入浴の際、サポートすれば入浴が可能な人なら床面からの立ち上がりの低い浴槽でもよいですが、全面的なお世話が必要になる可能性を考えた時にはバスリフトの導入という選択肢もあります。
どの場合でも対応できるリフォームを考えたいものです。

4.トイレ
介護スペースや出入口幅の確保、手すりや建具、トイレリフトの設置など。
介護スペースは介護をする人・される人のお二人で動けるだけの広さが必要な場所です。
(通常介護スペースとして500㎜以上が必要されています。)
奥行はそれほど重要ではありませんが、幅についてはとても重要なポイントとなります。
その他に、便座自体が電動で昇降する「トイレリフト」をつけることで、ご自身で排便等もできるかもしれません。

5.廊下
一般的な廊下では幅が最小限に近い寸法(750㎜)で作られている場合もありますが、車椅子がの場合は950㎜以上の廊下幅が必要になります。
歩行用手すりをつける場合はプラス100㎜が必要になります。

6.玄関
外部からのアプローチにはスロープを設ける。
玄関土間部分から廊下への立ち上がり高をできるだけ低く抑える。
脇で支える介護をする人・介護される人の二人がラクラク移動できるだけの幅を見込んでおく。
靴を履くために一時的に腰かける椅子を設ける。
車いすでは外部から土や砂を家に持って入らないよう、車いすのタイヤのお掃除がしやすい工夫も必要かもしれません。
玄関わきに設けたスロープ部分に水道水栓を引いておくのもよいでしょう。

7.設備・家具と車いすの関係
車いすは、キッチン、洗面台、ダイニングテーブルに入り込みづらいことがありますので、高さの調整が必要です。
市販のものでそのまま使えそうものありますが、オーダーメイドもありますので家族の生活にあったものを選択しましょう。介護用品のレンタルサービスも多種多様ありますので、うまく使うことでストレスのない介護ができるよう工夫すると良いでしょう。

介護してます

うちの場合、義母の介護を経験しました。
その時はツーマ(妻)が仕事をずっと休んで、付きっきりでした。その際、フラットな床は転倒することがなかったのでその意味ではとても楽ちんでしたね。
介護をする時、一番大変なのは介護をされている人の体重です。
何かサポートする場合、介護される人を無理な動きをさせてしまうと当然痛がることもありますから、そのようにしないように気を使う必要があり、介護する人の体力はかなり必要とされます。
言い方を変えると、介護をする側にとっても大切な事だと言えます。
大事な家族がいつまでも元気で生活ができるよう、そして介護する人もされる人も出来るだけ負担がかからないように考えてみましょう。

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