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住宅ローン|銀行ー保証会社ー不動産仲介会社ーあなたとの関係【府中市の不動産屋さん】

不動産業界歴 約20年 松田の本音ブログ

家
目次

住宅ローンを貸す貸さないの判断は誰がするのか

銀行の「住宅ローンの審査」というのは、複雑な関係の中で行われています。
直接的には借り手であるあなたと、貸し手である銀行との交渉なのですが、その間に不動産仲介会社の担当者が介在するのが一般的です。

あなたの個人信用情報を見て「貸せる・貸せない」を判断するのは、銀行が依頼した保証会社等であり、銀行ではないのです。

これ、皆さんはなかなかご存じない人が多いかと思います。
この中で、あなたにとって一番の助言者になってくれるのは、不動産仲介仲介会社の担当者です。
良い営業担当であれば、何とか有利な融資を受けられるように、いろいろと動いてくれるのが普通です。
(普通でない営業担当がちらほらいます。)

銀行員も頑張ります

金融機関窓口

銀行の担当者は、当社の提携先であれば、かなり協力的に動いてくれます。
なぜなら、当社のご紹介によって銀行はビジネスになるため、基本的に「お得意様」として当社とあなたを扱ってくれます。もし成立すれば、銀行担当者の成績にもなります。
したがって「どうぞウチで融資をさせて下さい。」という立場になるのが銀行(担当者)というわけです。

住宅ローンは、融資実行されても完結となりません。
銀行にとっては、これから35年(借入年数)という長いお付き合いになるため、融資実行してからが本当のスタートになります。
もちろん、あなたにとっても長いお付き合いの始まりとなります。

もしもです。
あなたに貸したお金が不良債権(回収できない)になってしまったら銀行としては一大事です。
そこで銀行は、別会社である保証会社、もしくは銀行内の審査部といった部署に、あなたの個人信用情報に傷がないかを調べてもらうのです。

保証会社は、あなたの悪い情報を見逃して不良債権を作ってしまうと、自分たちの会社の損失に直結します。
そこであなたの個人信用情報の悪い情報を絶対に見逃さない、ということが仕事になります。
つまり、保証会社の担当者というのは、あなたにとって「敵であり味方」という微妙な立ち位置になります。
なぜなら、返済ができないと考えられるあなたには、減額もしくは融資をしないという判断をすることにより、ローン破綻を一定の基準で防ごうとするフィルターの役目があるからです。

このように、保証会社が審査をすることで、貸し手と借り手のリスクに一線を引いているのです。

保証会社の人と会うことはありません

しっかり考える人

借り手になるあなたは、保証会社等の担当者と折衝することはありませんし、会うこともありません。
保証会社等の担当者が連絡を取るのは、銀行の担当者だけです。

保証会社等はあなたの個人信用情報を調査し、それをもとに融資の是非を判断し、その結果を銀行に伝えます。
そして不動産仲介会社を通して融資の是非があなたに伝えられるわけです。

この関係の中で、貸付額や金利などの審査が進んでいきます。
銀行の担当者にとってもあなたは「お客様」で、できるだけ不動産仲介会社(と、あなた)の意に沿った方向でローンを組めるように、銀行の担当者も考えてくれます。
しかし、一方で、銀行の担当者は保証会社の言うことには従わなければなりません。

審査に関しては、保証会社等が絶対的な力をもっていますから「銀行担当者と保証会社の担当者」のやり取りは最も重要になってくるわけです。
これら四者の中で、いろいろとやり取りがあり、そのやり取りに不動産仲介会社も一役買っているのです。
「あなた」と「不動産仲介会社」と「銀行・保証会社」との間には、目に見えない線引きがなされているのです。

住宅ローン審査、大切なシンプルな事

営業マンPCをいじる

銀行の担当者は、基本的にはこちらの立場で考えてくれていますが、このような関係性があり、立ち位置は中間的存在でもあります。

万一、A銀行で融資が通らなければ、あなたの意向を組んで、再度B銀行の手続きをアドバイスするのは、不動産仲介会社となります。
不動産仲介会社の本当の役目は、不動産購入を検討するあなたの希望を明確に確認をし、あなたの収入等他を勘案して、客観的かつ冷静に判断して最適案を提案できることです。

ただ売れればいい、とりあえず自社の数字が上がれば良いと考える不動産仲介会社では、あなたの信頼を得ることはできないと私は考えています。

あなたの夢ある将来のためにも、なんでも本音で話しができる関係を構築する事が、あなたにとって最も大切になります。
ーーーーー
(参考として、、、)最近、超低金利で人気がある(?)ネットバンク系の住宅ローンは、不動産仲介会社が間に入れないことがほとんどですので、あなたの責任で金融機関とやり取りする必要があります。

住宅ローンの審査では、この辺りも踏まえておくとよいでしょう!

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