不動産相談。現実を直視する勇気【府中市の不動産屋さん】
私の仕事柄、いろいろな不動産売買の案件を経験してきましたが、その時々で、厳しい出来事に直面することも多々あります。
そういった時、私は色々なお話をします。半日かけるときもあります。
普通だったらこんなにアドバイスをする事はありません。
1案件にそんな時間をかけてなんかいられませんし、もし上司がいたら絶対に怒られますからね(笑)
お客様につらい現実をご説明しなくてはいけない時もあり、私だって辛い気持ちになることがあります。
この前なんて話してて涙が出そうになってしまった。(人間味あるでしょ。つい感情移入してしまうのが欠点(笑)。)
営業マンならお客様の相談を聞いて、これはダメだな、、、、と思う時がフツーにあると思います。
そんな時に「大丈夫です。何とかなります。絶対私が何とかします。安心してください。」と言うのは親切とは限りません。
この言葉が何かに裏付けられて安心できる話しだったら良いのですが、裏づけがないその場しのぎの言葉であれば最悪です。
媒介契約を取得するためのトークだったり、金融機関さんや税理士さんのアドバイスだったりもして、畑違いは引っ込んでてほしいと思うこともあります。
なぜ引っ込んでてほしいのかと言えば、畑違いで的確なアドバイスとはとても思えないことが多々あるからです。
売主様と買主様のことを真剣に考えてくれているなら、こういった中途半端なアドバイスはするべきではありません。場合によっては、間違った方向に進んでしまうこともあります。
間違っているかどうかは結果論でしかありませんが、今考えられる中で一番の最善と思われる方法を選択することがより正解に近づく方法だと思います。
例えば、1+1=2は常識ですが、人生においては3や4や5が正解の時があります。
失敗は成功の母といいます。
失敗は私もたくさんしてきましたから失敗はイヤですけど、失敗は生きている限り無くなることはないと思います。
何歳になっても失敗から学ぶことは多いです。
生きている間はいつも人生の旅途中です。そこが終点ではありません。
再スタートの考え方、やり方によって、その後の人生は素晴らしく輝かしいものになるのではないでしょうか。
不動産取引終了後も何らかの形でその方にお役にたちたいと思っています。
ブログを書きながら涙腺が緩みます、、、。
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