
昨年秋に、秋田市の中古戸建の売却委任を受けたんですけども、、、。
なぜ府中の不動産屋さんが受託?
昨年、秋ごろ、秋田市内の中古戸建の売却委任をいただきました。
東京都府中市にいる私が、秋田県秋田市の不動産売却の委任を受けることになったのですが、なんででしょう?
(直線距離にして447キロメートル先という素晴らしさ(笑))
通常に考えると、これってかなりびっくりの相談ですね、、、(笑)。
実は、私がもう15年くらい前に賃貸仲介をやっていたときの知り合い(Aさん)からご紹介を受けたんです。
Aさんは、同業者なのですが、秋田の知らない業者に任せるのは不安だということで、信頼する松田君にお願いしたい!というリクエストをいただいたわけです。
で、新幹線に乗って現地に行きました。
物件を見たときの第一印象は、素晴らしい。
この一言以外には言葉は出ませんでした。
で、私が思ったのは、こんなに遠隔地なのに売却委任をいただけるなんてとてもうれしいなぁということです。そして物件の見学などもいろいろと段取りをしたわけですが、しかししかし!
しばらくお問い合わせはなりませんでした。
(==;)なぜなんだろう。
こんなにいい物件だし、非のつけようがない物件であるのに、、、。
なんだか変だなぁと思って、地元の不動産屋さんに地域の状況を聞いてみると、まさに壊滅状態。
消費増税前は売れていたんだけど、急に売れなくなったというのです。
(==;)なるほど、容易に想像ができるよね。そりゃそうだよなぁ、、、。
売却途中の状況(他業者案内)
で12月に入れば、秋田県ですから雪も降っているのはもう日常のことです。
ということで、来る春雪解けを待っての見学になるのかなあと私個人は思ったわけです。
これはやや長期戦の様相かもしれないなぁと。
そうこうしていると、他業者(B社)さんから「当社(B社)のお客様をご案内したい。」と連絡がありました。
私は、すぐさま売主様へ連絡をします。
受話器口の売主様は当然喜んでくれました。
私は、売主様へお客様の希望等を説明しましたので、見学日当日は、売主様は仕事の都合をつけておうちに待機してくれています。
そして、約束時間の30分前。私の電話が鳴りました、、、、。
B社担当者から連絡がありました。
お客様のお子さんが体調を崩されたので、見学をパスしていいですか?というのです。
で、今どこにいるんですか?と質問すると、近所の物件を一件見たので、すぐそばにいますと言うのです、、、。
私:(==;)
おいおい、売主様は、お片付けとかして、仕事も都合つけて家で待機しているってのに、他の物件は見学できたのに、当社の売主様の物件は見ないで帰るって、、、( ˘•ω•˘ )
そんな失礼な態度があっていいのかい?
私は、実に売主様を悲しませる対応だと思いました。
お子さんが具合が悪いのであれば、そもそもなんで今日見学に行ってるわけよ?
で、あと1件(当社の売主様の物件)にものすごく近所にいるのに見ないで帰るってどういうことなのよ、、、。
さらに見学前の説明がなかったこととして、B社担当者曰く「融資が厳しいかもしれない」というのです。
だから、どっちにしてもこれから見学に伺っても買えない可能性が高いかもしれないというのです。
私:(==;)おいおいちょっと待てよ。最初っから予算オーバーで買えない可能性が高いのなら、
なぜ見学を希望するのよ、、、。
売主様はひまじゃないんだぜ!仕事の段取りを組んで抜けてきているんだぜ!と心の叫びを、心の中で小さく上げてみました(笑)。
それでね。
見学が終わった後、すぐB社担当者から電話が来たのですが、
「今、物件見させてもらいました。あとで話が進むようであれば連絡します。」と無表情な声でしゃべられた後、その後一切連絡はなくフェードアウト。
いやいや、勘弁してもらいたいなぁと思いました。
売主様からすればほんと不愉快だし、約束時間の30分前に見学やめたいなんて連絡を入れてくること自体、社会人としてアウトでしょ。と思うわけです。
こういう態度だから、不動産業界の営業マンは信頼できないとなるんだろうと思うわけです。
当社へのお問合せ
その後、ポータルサイトから、新規のお客様から当社へ直接のお問い合わせがありました。
で、見学は10日後くらいになってしまいましたが、とても明るく対応の良いお客様で、言葉遣いも丁寧。
お客様の属性を質問しても明確に説明をしてくれるし、この前のお客様とはえらい違いでした(笑)。
ヤッパリ、他業者さんからのお問い合わせの多くは期待できないなぁ、、、と改めて感じてしまいました。
他業者さんからのご案内の場合、売主様をがっかりさせる見学者が、どうしても確率的に多いです。
でね。
売主様も一生懸命見学をしてくださるお客様のために、いらないもの捨てたり、整理整頓したり、私からのアドバイスを真摯に受け止めて行動してくれました。
見学まで10日程度ありましたらから、その間何回電話(アドバイス)したかな、、、(笑)。
信頼してもらえることが「すべて」だと思います。
で、私は遠隔地ですし、直接お問い合わせをいただいたお客様とはお会いできないわけですが、
電話でのやり取り以外ないので、より安心していただけるように対応します。
そういった心がけは、直接会いに行けないからこそ、余計に心ある対応をしなくてはいけないと自分に言い聞かせながら対応するので、言葉遣いももちろん丁寧ですし、笑いもあります(笑)。
そして困ったことがないかどんどん質問します。
お客様が不安になっていると考えられることはすべて解決できるようにレールを引いてあげることも私の大事な業務ですから、その部分は、細心の注意を払わせていただきました。
それでね。
見学してもらった後、すぐに見学してくれたお客様から連絡がありました。
「ぜひ購入したいです!」
すごく感激してくれたんですね。
見学してくれたお客様がとても喜んでいただけたことが電話口の声から伝わってきて、ホント、うれしかったです。
売主様にご報告すると、とても喜んでくれました。
私自身も売主様と何度もやり取りをしているので、売主様がとても一生懸命頑張ってくれたこともわかっていただけに、とてもうれしく思いました。
売主様との連携と、見学してくれたお客様への対応も、すべてがうまくスムーズに行うことができ円満に進みました。
私にとって、この遠隔地の売買仲介がとても良い経験となること確定です。
再来週、秋田へ行って、不動産売買契約の締結となります!
ほんとうれしい!(笑)
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