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ご自宅をどうしようか、、、の相談がありました【府中市の不動産屋さん】

不動産業界歴 約20年 松田の本音ブログ

日本庭園のある家
目次

お客様から久々のご連絡

以前、不動産売却のお手伝いをさせて頂いたお客様(A様)から、とても久しぶりにお電話がありました。
「あ、松田さん?昨日も3回も電話したんだけど、出なくってさ、やっとつながったよ。ははは。」
「お元気そうで何よりです(笑) 何かお困りごとがありましたか?」

どうやらご年齢などのこともあり、終活を考えているようでした。

自宅を「売却、賃貸、民泊」で悩んでいます

考えるおじさん 

A様は、以前、大きな土地を売却された方で、
当社に売却依頼する前に、不動産売買仲介大手に売却相談をしたところ、不動産営業マンが「全力で売らせていただきます!当社は大手なのでお任せください!」と豪語してもらいとっても安心したそうです。
ところが、その後まったく音沙汰もなく、そのうちに業者から一切の連絡も入らなくなり、気が付いたら媒介契約の有効期限も過ぎてしまい、その後は一切の連絡もなくフェードアウトされてしまったそうです。
その後、色々と検討された結果、たまたま当社にお声がかかり、うまく売却ができてしまったのがA様とのご縁の始まりです(笑)

そんなA様は、ご自身の老後のことを考えて、
現自宅を
1)売却するか
2)賃貸にするか
3)民泊にするか
を検討しているそうです。
で、A様なりに分析をしていて、世の中の移り変わりと、自分なりの発想を私に語り始めました。
こういった考え方は、とても重要なことで素晴らしいと思います。

なるほど、たしかにA様が理想とする流れができれば、素晴らしい事になりそうですが、A様の地域は不動産の流通性が乏しく、正直、そこまで期待するのは、なかなか難ありです。

松田の本音アドバイスは、、、

電話する不動産営業マン

何度かご自宅にお邪魔しているので、物件のすばらしさは知っています。
和の心があふれかえっている素晴らしい日本建築のお家です。
A様曰く、土地230坪、建物90坪の規模の不動産です。
お庭は、昔ながらの日本庭園で、数千万円の価値があるたくさんの木があるそうです。
木だけ買い取ってくれる人がいれば、ホント助かるのになぁ、、、と思う松田です。

(1)賃貸に出すには無謀だと感じます。
規模がでかすぎるし、庭の管理だけでも大変です。
借りる人は躊躇すること間違いありません。
家の大きさに比例して賃料は上がらないのです。
大きすぎてNGなのです、、、( ̄▽ ̄;)

(2)民泊するにも大変です。
こんな大きな物件に1人の利用者がいたとして、次の募集をするためには家全体を掃除しなくてはなりません。
(※最低利用人数を指定する方法もあるかとは思いますが、、、。)
あるサイトを見ると、5LDKの掃除料金は7万9千円~と記載がありました。
「~」というのが、見方によっては恐ろしいですね( ̄▽ ̄;)

この料金は100㎡未満の建物を想定しているでしょうから、
1回のお掃除で単純に24万円(+消費税)以上の料金になる可能性があります。
あまりに割が合いません。

(3)となると、今後のことを考慮するなら選択肢は売却しかありません。
東京でこんな不動産を所有していたら、それこそ数億円という金額になりますが、A様の地域では、天地がひっくり返っても無理です。
また、A様の読みは、日本全体として夢のような需要が発生した場合の成功例であり、今の社会全体の空気感と立地などを考慮すると、そこまでの売買価格を期待するのは難しいと思います。

ちょうど良い事例がありました。
ちょっと車で行ったところに新築戸建の分譲地がありました。
土地はA様の3分の1。
大手ハウスメーカーが建築した新築戸建があり、価格は約4900万円くらい。
あれ?もしかして高く売れるんじゃないか?と思うかもしれませんが、そうは問屋が卸しません。

土地を分割し、更地にして、建築をして、一定の価値を付加した結果の価格設定だからです。
造成費用など様々なコストをかけた後の価格だということを忘れてはなりません。

そんなこんなで、
ひさびさにA様のお家に訪問して、お話しを聞いてこよっかな(笑)と思う松田でございます。

「また連絡するよ、また会いたいね」

年配のかた

いろんなお話しをしていると、A様の家にお客様がきたので、
A様は「松田さんは、こっちのほうに来ることあるかな。その時にちょっと寄ってほしいんだけど。また連絡するよ、また会いたいね!」といって、電話をお切りになりました。

う~む。
うれしいお言葉を聞きながら私の脳裏を横切ったのは、以前、売却相談を聞くために訪問した時のことです。
朝10時くらいに訪問し2時間くらいで帰ろうと考えていたら、A様の途切れないマシンガントークで、家を後にしたのは夕方16時過ぎ、、、(笑)
当社が開業まもなくだったので、時間はあまりあるほどありましたが、
また、あのマシンガントークがさく裂したら、どうしようかな、、、、(笑)

いろんな話題を持っているA様なので、楽しいこと間違いないのですが、う~む。
どのタイミングで行こうか、、、。

うれしい松田は、さまざまな悩みとも心中で戦っております、、、。
そんなこと言いながら、うれしい気持ちで、やっぱり伺っちゃうのですけどね、、、(笑)

日本庭園のある家

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