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『行政で前例がないから断れ』【府中市の不動産屋さん】

不動産業界歴 約20年 松田の本音ブログ

う~む。まいったなの営業マン
目次

自分で調べず、ただ伝言する受付の人

先ほどたまたま事業用の土地(賃貸)を探してほしいという相談がありました。
賃貸はあまりやらない!という表の顔で、たぶんクールにお仕事をしている私ですが、個別相談があれば話しは別なのです。

そんなわけで、良さそうな土地がないかなと調べていると良さそうな物件がありました。
市街化調整区域にある土地の大きさは302坪で、地目が『田』なので、行政(=農業委員会)の許可が必要になります。

私はすかさず物元業者に電話をすると受付の女性が対応してくれました。
話しの感じだと、受付の人は実務をされていないようなので、物件担当者に確認をして折り返してくれると言ってくれました。

地主さんと当社に対して、それはいけないでしょ~

電話する不動産営業マン

その後、実務をされていないような受付の方から折り返しの連絡がありました。
で、物件担当の人から言われたことをそのまま伝言をしてくれました。

「そういった貸し方は、行政では前例がないから厳しいです。だから大家さんに貸してもいいかは聞く必要はありません。」という内容を、とても丁寧に言われました。

私は、納得できない部分があったので、ちょっと聞き方を変えて質問をしてみました。
「前例がないというのは行政の判断ということですか?もし行政がOKを出したら、地主様は貸してくれる意思はあるのでしょうか?」

・・・すると「(物件担当者に)前例がないから断るように言われた。」と同じことを言っています。

まつだ

(心の声)おいおい、ちょっと待てよ(笑)
物元業者という立場なんだから、地主さんにちゃんと聞かないでいいの?
条件などが合えば、借りる可能性は高いのだけど、、、。
行政の判断と地主さんの判断は全くの別物でしょ?
もうすこし地主さんのことも考えてあげないといけないんじゃないの?

私がお客様ファーストの質問を投げても、上司(物件担当者)に言われたことは絶対のようで、この後は私の質問を全否定するだけ、、、。
上司(物件担当者)がこういっているんだから、これ以外の対応は致しません!断らなければ私が上司に怒られるでしょ!と言わんばかりの話し方になっているようにも聞こえてしまいます。
こうなると、何を質問しても断りの一点張りになるので、一旦了解をして電話を切らせてもらいました。
もちろん、対応して頂いたことには感謝の態度でね。

まぁ、結論を言うと、地主様に対しても、当社に対しても、不誠実な態度なんだけど、きっと理解できていないんでしょうね、、、。

農業委員会に相談をする松田です

電話する不動産営業マン

私には納得のいく回答ではなかったので、自分で農業委員会に確認すればいいやと思い、すぐに行政へ連絡し簡潔に状況を説明したところ、
『行政の方では特段の問題はありませんね。』との回答を得ました。

(# ゚Д゚) なんじゃそりゃぁ~。われ~。舐めとんのかい!何が前例がないだぁ~!
普段から、お下品でお下劣なお言葉を使わない松田ですが、
この時も、お下品でお下劣なお言葉は全く頭の片隅にも浮かばない松田でございました(笑)

で、今一度、物元業者さんに電話をしました。
『私が行政に確認をしたところ、全く問題なしということなので、地主様に確認をしてもらって良いですか?』

すると今度は、実務をされていないような受付の方は「担当者が不在で、夕方18時過ぎに返ってくると思います。」というので返事待ちになりましたが、やっぱり返答なし、、、(笑)
まぁ、この時間から地主さんに連絡できなかったのかなと前向きにとらえる松田です。

お客様に喜んでいただきたいだけ

握手

ある意味、赤っ恥をかいてしまう物元担当者さんになりますが、ぞんざいな対応をする人のことはどうでも良い事です。
私は物件を探さないといけません。
なんでかって、相談者様の賃貸目的がレアなので、なかなか物件が見つからない可能性が高いからです。
物元業者が積極的に協力してくれないのであれば、私が動ける範囲で動いて、お客様(自分の相談者様)に喜んでいただくほかないわけです。(といってもあまりに図々しくやると、先方にもプライドがあるので、そこがめんどくさいところ。)

結論を一言で言うなら、正しい方法でお客様に喜んでもらうことが一番大切なこと。

それを不動産仲介業者が協力して成し遂げることが必要だと思います。
果たして、そうなっているかな?不動産仲介業界は、、、(笑)

う~む。まいったなの営業マン

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